独立起業には、それまでの周到な準備が必要

不動産

35歳Hさんの独立体験

私は、もともと、賃貸不動産の斡旋管理会社につとめていたのですが、35歳時に独立をして同じような賃貸不動産の管理と入居斡旋を仕事としてきました。

元の会社に勤めていた時には、会社からの営業面・経費面でのノルマがとてもきつかったのが離職を考えるきっかけでした。

しかし、この時点で、私は妻子を持つ身になっていたので、もっと若いころのようにすぐに飛びだすというわけにはいきませんでした。とは言うものの、現場に突き付けられるノルマは会社の内容が悪くなるにつれて年々きつくなっていきます。

そして、それにともなって会社のなかの雰囲気もだんだんとギスギスしたものとなっていきました。それでも家族のためにと頑張っていたのですが、私の仕事であるアパートやマンションやテナントのオーナーさんまわりをしているうちに、だんだんと仲がよくなったオーナーさんには愚痴をこぼすようになっていました。

自分で言うのもなんですが、そういったオーナーさん、特に個人で経営をされているオーナーさんには、けっこう人気があって可愛がってもらっていた方なので、ご飯を御馳走になったりしているうちに、何人かのオーナーさんからは暖かい言葉をいただきました。「○○君を信頼しているから君のところに物件を任してるんだけど、君が会社を辞めるならば、他の会社にしようかな。」とかいう暖かい言葉をいただいたりしました。

そして、そのうちにあるオーナーさんから、「いっそのこと独立してみれば。そうしたら、私は○○君に任せるよ。」と言っていただきました。この言葉を胸に、それからの数年は、自分にまかせてくれるオーナーさんを開拓するためだけに一生懸命働きました。そして、会社を辞めると報告した時には、多くのオーナーさんの応援を得ることができました。

その結果、いよいよ会社を辞めて、独立するといった時には、多くのお客さんを抱えている状態でしたし、仕事自体はもともとやっていたこと、それも自分なりにできるようななったので、ある意味非常に楽でした。独立・企業するには、このような事前準備が必要なのだなと改めて、思っています。

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